方法論

語学のモチベーションが下がる人の特徴。理由を知れば改善策が見えてくる

勢い勇んで始めたロシア語も、しばらくすると徐々にやる気がなくなってきます。

しかし、そこでやめてしまっては何も残りません。

「自分のモチベーションが下がっている原因はなんだろう?」と考えてみることで、勉強を継続することができるかもしれません。

勉強が難しすぎる場合は自分のレベルにあった参考書に戻る

世間の声
世間の声
ロシア語の学習を始めたんですが、テキストを読んでもさっぱり理解出来ません。

テキストが理解できない。そんな状態では勉強なんて続くわけがないですね。

せっかく買った参考書が理解できないと、「自分にはロシア語なんて無理なのでは・・・」と悩んでしまいます。

見た目や言葉に騙されない

しかし、実はテキストのレベルが合ってなかったのではないでしょうか?

世間の声
世間の声
本屋で何冊か見比べて、良さそうだと思ったから買ったんですよ?ほら、タイトルにも「初級」って書いてあるじゃない。

確かに、初心者向けのような文言が入っています。

しかし、残酷なことに、「入門」「初級」などという言葉は絶対に信用してはいけません。

とりわけ専門的なジャンルの本(大学で使うような経済学や数学、物理学などの専門書やロシア語のようなマイナーなジャンル)では、その傾向が顕著です。

「(専門家にとっては)初級〇〇」「(大学で専攻している人にとっては)〇〇入門」としか思えないものも多いです。

世間の声
世間の声
なんて残酷な世界・・・。出版業界の闇ね・・・。

優しそうな言葉に騙されて、これまで多くの人が挫折していったのです。

テキストの真価を見極める

世間の声
世間の声
それじゃあ、どうすれば自分のレベルに合った参考書を見つけられるの?

この『ロシア語ラボ!』というサイトには、多くの参考書の情報が、レベル別・ジャンル別に体系化されています。

当サイトの情報をしっかりと読めば、自分に合った学習ができるはずです。

勉強時間が確保できず、ヤケになった

他にもモチベーションが下がる要因はたくさんあります。

忙しくてロシア語の時間が確保できなかったり、仕事から帰ってきても疲れていて勉強することができなかったり。

これではロシア語の勉強は続かないですね。

時間が確保できない場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

https://russilabo.info/howto-maketime

時間がなくても勉強できる方法や、同じ時間でも生産性を上げる方法をご紹介しています。

学習したことがなかなか身につかない

勉強が苦手な人だと、いくら勉強しても身につかずに無力感を感じてしまう人もいるかもしれません。

そういう場合は、時間は掛かりますが、ロシア語の勉強より先に(もしくは並行して)自分の能力を上げることを考えたほうがいいかもしれません。

例えば、以下のようなことです。

  • スマホやテレビの時間を減らす
  • 心拍数が上がる程度の軽い運動を行う
  • 栄養のある食事を摂る
  • 睡眠時間が適切かを見直す

これらはどれも科学的根拠がある方法で、僕自身も自分の体で試してみて実感していることです。

また、自分にあった勉強のスタイルを探してみるのも有効かもしれません。

  • 単語を書いても覚えられなかったので発音しながら覚えた
  • 文法をしっかり理解できているか不安だったのでぬいぐるみに向かって説明してみて自分の理解度をチェックした

五感を使ってみたり、一風変わった方法を試してみたりと、様々な勉強法を試してみましょう。

案外、自分にハマる方法はあるものです。逆に、自分にとって効果的な方法が1つでも見つかれば、あとはしっかり積み重ねていくだけです。

自分に合った方法を探してみる。

自分の生活を見直してみる。

学習がマンネリ化してしまった

ずっとロシア語を続けていると、中だるみしてしまうことがあります。

そのときに取れる選択肢は、およそ3つです。

  • しばらく休んで気持ちをリフレッシュさせる
  • ド根性を発揮して続ける
  • インパクトのある方法を試してみる

しばらく休んで気持ちをリフレッシュさせる

少しロシア語の学習から離れて気持ちを回復させるのが最も基本、かつ効果的な手法になります。

勉強を頑張ろう、と思っている期間は心が張り詰めている状態です。

これは適度なストレスが掛かっている状態で、何かを頑張るには必要なことなのですが、そのストレスが長く続くとかなりの疲労が溜まってしまいます。

意図的にロシア語の勉強から離れることで、張り詰めた気持ちをリラックスさせてあげましょう。

ただし、休みすぎて勉強習慣がなくなったり、ダラダラと長期間休んでしまったりということもあるので、休む期間や休むときのルールは事前に決めておいてください。

しっかり休んでリフレッシュ!

ただし、ルールをしっかり作る

(休みは3日間、暴飲暴食はしない、寝すぎない、どこかに毎日出かける、など自分の性格にあったもの)

ド根性でなんとかする

辛くても続ける、という強引な方法です。

基本的におすすめはしませんが、例えば勉強習慣をつけるため、などの具体的な目的がある場合は有効な場合もあります。

くれぐれも無理はしないようにしてほしいですが、学習の初期などはどうしても根気や辛抱が伴うものです。

インパクトのある方法を試してみる

ロシア語の学習を続けながら、気持ちを切り替える方法です。

ショック療法のようなものですが、意外と効果的な場合もあります。

例えば、以下のような方法はインパクトがあると思います。

  • 実際にロシアに行ってみて、モチベーションを上げる
  • Youtubeでロシアの動画を見る
  • テキストを使った学習を一旦中止して、ロシア語のラジオや小説、新聞などを試してみる
  • ロシア料理のレストランに行ってみる

普段と違うロシア語へのアプローチを試してみれば、ロシア語学習のモチベーションも上がりやすいと思います。

マンネリ・中だるみに効果的な方法
  • しっかり休んで気持ちを切り替える
  • 強引に続けてみる
  • 変わった方法を試してみる

まとめ

ある程度の期間学習を続けていれば、気が乗らない時期は必ず訪れます。

自分なりの対処法を編み出しておくことは、何もロシア語の勉強に限らず、その後の人生でも有効なことです。

そういう意味では、モチベーションの低下は学習の上ではピンチですが、人生の上ではチャンスかもしれません。

原因を探り、自分に合う方法をいくつも試して見ましょう。

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