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ロシア語に興味ゼロだった僕の本音(前編)

今ではロシア語の専門サイトを運営している僕ですが、実は最初に大学でロシア語を学んだときは全くロシア語に興味がありませんでした。

僕がロシア語に興味を持ったのは実際にロシア語の勉強を始めてからです。

今日はロシア語の専門的な記事でなく、当時の僕の境遇、どのようにロシア語を学んでいったのか、そして今の僕が見ている景色をお伝えします。

エッセイとして読んでみてください。

高校時代の僕は英語が人よりできた

熊本の高校に通っていた僕は、高校2年生くらいまでは本を読むこと、ネットで知識欲を満たすこと、そして彼女とデートすることしか頭にありませんでした。

勉強は全くと言っていいほどしておらず、模試でも地元の熊本大学がD判定くらいだったと記憶しています。

センター英語80点から東大受験へ

そして受験を意識し始めた高校2年生の夏、勉強にハマります。

テストの点数を上げる、模試で良い判定を取る、ということが自分の中で一種のゲームを攻略するように楽しく、また勉強内容自体も面白く感じ、勉強に没頭しました。

当時は中学生英語の復習から始め、一気に英語力が伸びます。

2年生の夏休みの始めはセンター英語が60~80点だったのが、夏休みが終わるころには8~9割を安定して取れるように。

他の科目も一気に成績が伸び、3年生の春には熊本大学でA判定。

半年でD判定からA判定へと成長します。

同時に九大模試でも成績上位。浪人生もいる中余裕の合格圏で、かなりトップの成績でした。

当時は東大を目指していたので東大模試を受けてみたのですが結果はD判定。

しかし英語に限って言えば受験生の真ん中くらいまで来ていました。

この前まで中学レベルだったのが、半年で東大に挑めるまでに成長していたのです。

手ごたえはありました。

自分の学習計画よりも圧倒的に早く成長していましたし、このままいけば東大模試でもトップ層に食い込める。その萌芽は感じています。

自分の友達も「アイツならこの高校初の東大生に独学で行けるんじゃないか」という雰囲気です。

奇跡とも言える急成長、そして底辺から独学で這い上がり今や東大をも視野に入れる熊本の高校生。

ドラマのような展開でした。

しかし、ここで事件が起こります。

受験を捨て、未来へ

受験勉強が面白くなくなったのです。

もう学習計画が完璧に出来上がり、その通りに成績が伸びるという確信がありました。

実際、これまでの自分の計画以上に成績が伸びてきており、自分の計画力に絶対の自信がありました。

過去問をデータベース化し、どの設問、どの能力を問われているかは完璧に見抜いていましたし、それを補うためにどの参考書をどの程度使えばよいか考える戦略的な思考も身に着けていました。

つまり、自分の未来を完璧に読むことができるのです。

そして、分かり切っている未来に興味を抱けなくなっていきました。

決断

当時、興味を失っていた勉強の代わりに僕の心を惹いたのは、料理でした。

料理には、受験勉強にはないクリエイティビティがありました。

もともと食べることが大好きだったこともあり、次第に料理が生活の中心に。

しかし、ここでもやはり独学でした。

Youtubeで料理の仕方を覚え、魚屋で買ってきた魚を自分で捌いて調理しました。

すぐに上達し、SNSに適当に上げるとみんなが面白がってくれました。

(ついこの前まで東大目指してたやつが魚捌いてたらそりゃ面白いですね)

そして、大きな決断をします。

「受験勉強は、しない」

家で勉強をしない。

学校で解く問題をそこそこ真面目にやっていれば、成績が上がることはないかもしれないが、急激に落ちることもないだろう。

緩やかに成績が落ちていったとしても、大抵の大学には受かるはずだ。

それでいい。料理に集中しよう。

夏休みに入る前の、大きな決断でした。

結果的に広島大学に進学しました。

決めては広島の物価の安さと、瀬戸内海の魚の豊富さ。

家賃も安いし、仕送りもない苦学生だけどここなら食材にお金をかけられる。

全く対策をせず、過去問すら解いていませんが、無事受かることができました。

大学時代

大学に入ったら、予想通り料理に集中できる環境がありました。

一気に料理の腕を上げ、各国の料理を作れるように。

SNSに投稿し続けて、フォロワーは3000人を超えました。

しかしそれも飽きてしまい、流れるようにロシア語に没頭していきました。

ドイツ語に落ちた

もともと僕は第2外国語でドイツ語を学ぶ予定でした。

ドイツはなんかカッコいいし、ドイツはヨーロッパの盟主とも言っていい経済大国なので、将来的にも面白そうです。

とはいえ大学では料理をする予定だったので、第2外国語なんてどうでも良かったのですが。

ところが、蓋を開けてみるとドイツ語の抽選に外れ、ロシア語に。

高校時代からロシア文学は好きなので別に嫌ではなかったのですが、当時は「ロシア語なんて学んでも治安悪いロシアに旅行なんていけないし、学んでも意味ないな」と思っていました。

それで第二外国語は適当に流し、本気では勉強していませんでした。

幸い、その授業はかなり楽に単位を取れる授業で、テストに教科書持ち込み可、しかもテスト中でも聞けばわからないところを教えてくれる、というこちらが心配になるほど簡単な授業でした。

そのような背景もあり、まともにロシア語が話せないまま第二外国語の授業を終えました。

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