音読なしで語学力をつけるのは不可能です。
当サイト『ロシア語ラボ！』では、ロシア語検定1級レベルまでの勉強法を紹介しており、そこでは勉強時間の半分ほどを音読に割いています。
手軽に音読の練習を積むには勉強道具が肝心で、ICレコーダーを使った学習をお勧めしています。
Contents
ICレコーダーは音読学習に便利なアイテム
ICレコーダーは音読の練習に最適な道具です。
語学で音読の重要性を解説した記事はこちら。音読を重ねることで、リスニングやスピーキングはもちろん速読即解の練習になります。
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単語力があるのに文章を読むのが苦手だったり、読むスピードに課題を感じている人は音読をしつこく行うことでかなり改善できると思います。
CDプレーヤーとの比較
音読用のCDを再生するときには、ICレコーダーよりもCDプレーヤーを使う人の方が多いと思います。
しかし、この2つは「音源の再生」という点では同じ役割をこなせるものの、語学者にとっては使い勝手に意外と差があるもの。
ICレコーダーのメリット・デメリットをよく理解して自分に必要な方を使うようにしましょう。
持ち運びができる
ICレコーダーで学習する最大のメリットは持ち運びが可能なところです。
事前にPCで音源を取り込んでおけば、電車の中やカフェでも音源を聞くことが可能です。
電車や公園では音読できないのでリスニングしかできないと思いますが、
- 勉強の合間に家事をしながら
- ジョギングをしながら
- 公園で気分転換を兼ねて
という使い方をすれば、効率的な音読練習ができます。
忙しい社会人には最適だと思います。
片手で操作できるので集中力が落ちない
ICレコーダーは手にもって操作するアイテムです。
慣れれば手元を見ずに操作できるようになります。
CDプレーヤーを使った学習の場合は速度やトラックを変更するとき視線をテキストからCDプレーヤーに移す必要がありますが、ICレコーダーならテキストから視線を動かさずに操作できます。
勉強しているときは視線を動かす度に集中力が切れるので、ICレコーダーを使うことで集中力を保ったまま音読練習を行うことができます。
また、CDプレーヤーと違い片手で持てるほど小さいので、机の作業スペースを圧迫しません。
これも集中力を高めるのに意外と効果を発揮します。
自分の発音を確認できる
ICレコーダーは本来、録音するための道具です。
その機能を生かして、自分の発音を録音し、聞いてみることで自分の発音がどのように聞こえているかをチェックすることができます。
この機能はもちろんスマホでもできることですが、勉強中にスマホをいじってしまうとついついSNSやyoutubeを見て
事前に音声を取り込む必要がある
デメリットとして、事前準備が必要となる点が挙げられます。
CDプレーヤーはCDを入れるだけで即座に勉強することが可能ですが、ICレコーダーを使う場合はPCを使って音源を取り込む必要があります。
数分で終わる作業なので大した手間ではありませんが、CDプレーヤーと比較して手数がかかるのは人によっては鬱陶しく感じる可能性があります。
ICレコーダーで学習するべき人
ICレコーダーとCDプレーヤーにはそれぞれメリットがありますが、外で勉強したい人や隙間時間を有効活用したい人にはICレコーダーを使う方がおすすめです。
また、家で勉強する人でも手元を見ずに操作できる点に魅力を感じる人はICレコーダーを使ってみるのが良いでしょう。
一方、外で勉強する予定のない人や片手での操作性に魅力を感じない人にはCDプレーヤーの方が向いていると思います。
おすすめのICレコーダー3選
ICレコーダーでの勉強に興味を持った方に、おすすめのアイテムを紹介致します。
ここで紹介するものは価格や使い勝手を基準として、「語学の使用に便利なもの」を選んでいます。
もちろんここで紹介する以外にも優れた商品はありますし、もし今ICレコーダーをお持ちであればそれを使っても大丈夫です。
ただ、自分で調べる時間が惜しい人は、この記事で紹介している商品を選ぶことで時間の短縮になると思います。浮いた時間で単語の暗記にでも励んでください。
① OLYMPUS「Voice Trek V-862」
これら以外のICレコーダーを選ぶときは、以下の条件を満たすことを確認してください。
- 速度が調整できる（CDの音源より遅くしたり早くしたりできる）
- PCと接続できる（PCを使って音源を移す方）
- 沢山のトラックを記録できる
これらを満たしていないと、語学には使いづらいかもしれません。
（もちろん上で紹介した3種は全て基準を満たしています。）
最後に
ICレコーダーにはCDプレーヤーにはないメリットがたくさんあります。
「持ち歩きできる」「片手で操作できる」「机を圧迫しない」というメリットを持ち、ストレスのない勉強ができるようになります。
ちなみにこれらの特徴は全てスマホにも当てはまることなので、スマホを持っている方にはあまり魅力を感じないかもしれません。
しかし、勉強中にスマホを使いたくないという方は、思い切ってICレコーダーに投資すべきだと思います。
忙しい人、すぐに語学力をつけたい人、などに当てはまる人は勉強環境に投資するのを躊躇うべきではないでしょう。
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